To be (be動詞)

be動詞」は、日本語にない概念です。それだけは最低限理解してください。日本語にない概念であるのにもかかわらず、英語の先生の多くはbe動詞を 「= (イコール)って意味だよ」や「〜は〜です」と教えると思います。しかし、実はこれがかなりの混乱を招いています。イコールって意味だよなんて教えると、じゃあ、”it is sunny (晴れてる)”は何なんだとなります。it = sunnyなのか。”Sunny is Sunny”って言えばいいじゃないか。つまり、この説明では筋が通らない。

簡単に説明をすると、be動詞は

属性と状態を表す

これだけだと意味わかりませんね。もっと詳しく説明すると、be動詞は、名詞 (noun) や形容詞 (adjective)を使って人や物を「描写」したり「状態」を表現したりするときに使います。be動詞の変化形は次になります。

例えば: 「幸せ」という時は、happyという形容詞を使って、”I am happy”と言います。”am”となるのは、主語が “I”だからです。この場合自分がどういう状態なのかを示しているのが形容詞の”happy”になります。「学生です」という時は、名詞の college studentという名詞を使用します。彼は学生ですという場合は”He is a college student”と言います。どっかの「彼」の状態を表しているのが名詞の”college student”になります。

「属性と状態を表す」を具体的に説明すると次になります。

属性

どこに属するのか (国、出身地等)を表現します。

状態

今の状態を表現するのに使用します。また、健康状態や、幸せか、不幸か、疲れているのか、元気なのか、状態を表現する時にbe動詞を形容詞とともに使用します。

このほか、進行形や受け身の文でもbe動詞を使います。

例えば、
I am writing this page.
“A teenager was fatally shot by police officers and now a cause of the incident is under investigation”

これについては別途詳しく説明を設けますので、メニューから項目を選択してください。

また、場面と状況によってbe動詞しか使うことができない場合があります。
例えば There is/There areの表現がそうです。天気や、自然の状態を表現するときにも使用されます。”It is sunny” “It is cloudy” “it is nice day”

高校の英語では、「一般動詞」「be動詞」「助動詞を伴うパターン」などといった感じで習うと思います。アメリカにいた際、大学で、英語の文法の説明を受けた時、be動詞だろうが一般動詞だろうが、動詞 (verb)とだけ言われました。一般動詞は、be動詞以外のものを指して使用されている言葉ですが、日本独特の説明の仕方と理解していいでしょう。また、Verb (動詞)の中でも、be動詞は日本語にない概念の動詞と理解してください。日本語にない概念ということは、この概念をきちんと理解するのが難しいということでもあるので、時間をかけて学習する必要があります。実際に使いながら体に染み込ませるしかないです。

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