解説

本ページは基礎ゼミ・ゼミで1年間を通してレポート(学部版論文)を作成するために行う課題リストである。締め切りは各授業でアナウンスする。いきなり書けと言われても、書けないと思う。そのため、以下、課題フォームをGoogleアプリで作成した。これら課題に答えることで、最終的に、まとまったレポートの骨子を作成することを目指す。春学期は、テーマを決め、企画書ならぬ研究計画書なるものを作成し、秋学期にまとまったレポートを書き提出してもらう。各課題最後の設問に、例えば、タイトル、問題の出発点(自分の問題意識)、研究の社会的意義、序論、本文、まとめ、参考文献の下書きとなるような記述欄を設けている。最終的に、そこに書いてあることを一緒にすると、一つの研究計画書、あるいはレポートができる(理想としては)


0. 準備: 大枠のテーマを決める、できれば方向性を決める

大枠のテーマを決めて、仮の研究タイトルを書き、方向性を定めよう

レポート執筆テーマ決め

https://forms.gle/tbfMutCyk9DzFJpB9

テーマを決める方法に関して参考できる資料をゼミ資料ページにアップしている: 「第三章テーマの考え方・決め方」を参照: http://koachshouse.mods.jp/mediastudieswithkoach/2022/04/25/coursematerials-2/

1. 肉付けをする: 前の課題で決めたテーマに関して、内容を具体化する。肉付けをする。価値を示す

前回決めたテーマをより具体的なものにし、なぜそのテーマを研究(勉強)・探求したいのか、考えて、研究計画書の中身をつくる。ただし、適当に小手先で考えない。秋学期にレポート課題として提出する必要があることを念頭におく。ここでつまづくと秋学期が大変になる。締め切り: 8月2日(火曜日)23:59分(ただしチェックするのは翌日の朝9時以降なので、実質その前に出していれば受理する)

なおメディア論における主要な問題や、何がテーマとなりえるのかについては次を参照されたい: 「石田佐恵子、岡井崇之(編)『基礎ゼミメディアスタディーズ』(世界思想社、2020年)」を参照。本授業サイトにも抜粋したPDFのみ共有はしている。http://koachshouse.mods.jp/mediastudieswithkoach/2022/04/25/coursematerials-2/

補足

新メディア・旧メディアの融合みたいなテーマを上げた人がいた…なおこの言い方は業界の人が良く言う言葉で、あまり中身がないような研究テーマになりがちで、新しいことは何も言えない可能性がある。こういったテーマにする場合は、表現自体を問題視しよう。20年前にネットが普及した時に「放送と通信の融合」といったことが話題になった。結局何も言えないまま、業界の人達は「〇〇が新しい」のようなことを言い続ける状況。新しかろうが、古かろうが、対して中身は変わってない気がするのは先生だけですか?視聴率なんか、SNSではイイね数になっただけ。旧メディアが淘汰されるという書き方をしているけれど、それは新メディアとか言われるものでも同じで結局何が言いたいのかわからなくなる可能性があることだけは伝えておく

あと、SNS… 自分が表現方法を知ることによって、将来に活かしたい…と言ったことで、それをレポート、あるいは研究(勉強する)価値を示そうと思ったのかもしれないけれど、それは悪い言い方をすれば「自己満研究(通称マスターべション研究)」と揶揄されるものになりかねないので、そこは書き方を考える。わからない場合は、まだ全体像がつかめていないことになる。そこは今SNSで何が問題になっているのか把握した上で、自分にとって身近なテーマ、あるいは自分が話せる、あるいは書ける範囲のテーマにしぼり、秋学期レポートを書いていくことになる。

メディア・リテラシーの向上につながる….といった文言を使うときは気をつける。大学の先生達も使いがち。大学の先生達の場合は、予算獲得することと、大学で教える科目を充実させる目的で教育プログラムを立ち上げる時…他に言うことがなくて、苦し紛れに「これこれ、〇〇をし、アクティブ・ラーニングによって学生が主体的に学ぶことで、メディア・リテラシーの向上につながる」とか書くことがある。それをそっくりそのままやらかしてくれたので、その点では反面教師の模範となってくれたことは感謝する。ただ、それは小手先では良いかもしれないけれど、秋学期でなんかを書く時は絶対行き詰まる。

なお、修正は可能なはずなので、グーグルフォームに書き直して。締め切りはまだ先だから。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください