時制(テンス)tense
英語では「過去」と「現在」の時制の違いによる動詞の変化形の違いがあります。英語では「未来」時制の動詞の形態変化はなく、助動詞 “will” を使って未来時制を示します。英語の時制は12個あります。
相(アスペクト)aspect
日本語で言えば「する」と「した」や「している」の違いの問題です。
「もう食べた?」という文は、それがもう完了したことなのかを問題にしています。「準備できてる?」という文も、「準備は終わっていて、もう始められるか?」ということを聞いています。時間の流れの中のどのような位置付けにあるかということを「相」「アスペクト」「aspect」と呼びます。時制とは違う概念です。英語には二つの相があることになっています。
(なし)
完了相 perfect
進行相 progressive
英語は、時制と相を組み合わせて、16種類の文のパターンができます。
英語母語話者の「時制」と「時間」の表現
*Tense (時制)という考え方は、日本語にはない考え方であることを念頭におく必要があります。だから訳が分からなくなる。説明もどこか変な風になる場合があります。例えば、文法を説明する予備校の先生がよく言うことに「実際の時(time)と時制とは必ずしも一致しません。」というのがあります。なんとなくわかったような説明で、実際英語を使用してくださいと言われるときちんとできるとは限らない。
ただ、日本語ではそういう説明しかできない。とにかく日本語でいう時間的な「遠い昔、昔」とは違う。日本語にも、「〜した。」という表現はあるけれど、「昨日宿題やった」と言うこともあれば、「何もなければ、今日宿題やったと思う。」とも言う。日本語は、形で時間を表すことは必ずしもしません。なので、日本語で言う時制は、英語の時制とは違う。「あ、雪ふってる」は、降った後の雪が積もった状態を指していっているのか、それとも今降っているのか、この文章だけではわからない。とにかく、日本語とは違う考え方をするということは理解して、英語を学んでいただければと思います。時制に関しても、トライ&エラーを繰り返して体に染み込ませるしかないです。説明されて、時制に関してパーフェクトな文が話せるわけでも書けるようになるわけでもないです。時間をかけるしかないのと、母語話者も時制に関して曖昧になる場合があると覚えてください。
以下英語母語話者が無意識に理解していること。
- Tense(テンス)とはVerb (動詞) (be, take, get, do, make)などの形が変わること。 形が変わることで、時間、その状態などを表現する。
- 「現在」と「過去」の時制の違いによる動詞の変化(形)がある。
- 一方で「未来」の時制の場合、助動詞willを使用する。be動詞+going toでも未来を示すことがあるけれど、こちらは「確実に起こること」「決定事項」を示すことが多い。
- 英語母語話者は、時間を「線」と「点」で捉えている。彼らが考える時間の概念は、現在と過去の場合のみ、動詞の形が変化することで表現される。
- 英語は、時制(tense)と相(aspect)を組み合わせて表現し、16種類の文の組み合わせがあるという、わけのわからない考え方をする。(日本の高校の英語教員は12種類と教えている。ただ、ここに本当は、相(aspect)という考え方が加わる。「ここでつまずく人が多いんですよねぇ」と言って自分達も多分よくわかってない。というかネイティブもライティングの時迷ってるのを何回も見てきてます)16種類の詳細は以下
- Present Simple (現在形) – I play online game.
- Present Continuous (現在進行形) – I am playing online game.
- Present Perfect (現在完了形) – I have played online game.
- Present Perfect Continuous (現在完了進行形) – I have been playing online game.
- Past Simple (過去形) – I played online game.
- Past Continuous (過去進行形) – I was playing online game.
- Past Perfect – I had played online game.
- Past Perfect Continuous – I had been playing online game.
- Future Simple – I will play online game. (including “be going to + infinitive” form) I am going to play online game.
- Future Continuous – I will be playing online game.
- Future Perfect – I will have played online game.
- Future Perfect Continuous – I will have been playing
- Future Simple in the past – I would play online game. (including the “was/were going to + infinitive” form) I was going to play online game.
- Future Continuous in the past – I would be playing online game.
- Future Perfect in the past – I would have played online game.
- Future Perfect Continuous in the past – I would have been playing online game.
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